カマキリと睨み合い


現在住んでいるアパートの周りは、半分が家屋で半分が竹林や田畑と言う環境で、近所を一回りしてくるだけでも結構楽しい。


アパート自体はかなり老朽化してきていると思うのだが、家賃が安くて風呂と独立したトイレまであるのだから文句はないな。床の一部がボコボコするので、歩くときは気を使っている程度。


玄関先に常夜灯が点いているせいか、昼は何ともないのだが夜に外に出ると蜘蛛を始めとして虫がドアの処に集合している。一時期は、昼間で巣を張っていたので箒でたたき落としていたのだが、最近は夜以外は目立たなくなったので共生するようにしている。


ちょっと夕方に買い出しに出かけて、ドアノブに手をかけようとしたら蟷螂さんがこちらを睨んでおりました。体長10cm以上のちょいデカサイズ。お腹の当たりはまだほっそりしているので、雄ならもうじき喰われる運命であろうし、雌なら栄養付けなきゃいけない時期だなーと思いつつ、ヒョイと摘まんで空中にポイ。駐輪場の屋根の方に飛んでいったから、そのうちアパート前の空き地(草ボウボウ状態)に移動することでしょう。


力尽きた蝉の死骸を見かけるようになったと思ったら、カマさん登場だし、虫の声もそろそろ聞こえてくるのかな。いつのまにやら10月も3日目。仲秋の名月は26日。気持ちを引き締めていかないとな。