田んぼに水が入り、またもや蛙の鳴く季節となった。この辺は、水郷地帯であるせいか、やたらと蛙の声がうるさいのである。今日は昼に貯水池の周りを散歩してきたが、何やら不気味なうなり声のようなウシガエルの鳴き声が聞こえてくる。昼日中からこれだもの、夜になったらもの凄いことになるんだよな。


田舎育ちゆえ、アマガエルからカジカカエルみたいなちっこいのから、ガマにウシガエルとやたらとデカいのまで見てきたが、やはりデカいカエルは苦手だ。あいつらヌルヌルしてて、逃げないように直接掴むと指がズブズブとめり込んで、骨ごと掴む感触で握る事になるのである。


カエル肉は鶏肉に近いそうだが、どうにもアレを食べる事を想像すると、憂鬱になるな。昆虫食もそうだが、ゲテモノ系はどうにも苦手だ。


子供の頃は、良く学習用にオタマジャクシからカエルになるまで育てられたものだが、。小学生なんて加減を知らないから、数十匹のオタマジャクシを捕まえてきて、水槽に全部ぶち込んだあげく、ほったらかしにして何回全滅させたことか。よしんば、上手く育てたところで、あいつら共食いするんだよなー。結局、2~3匹がカエルに育ったところで、近所のどぶ川に放り投げてお終い。あれって、情操教育面を考えると、やらない方が良いんじゃ無かろうか。