散髪の待ち時間


商売柄、あまり身だしなみに気を付けなくても良いせいもあり、床屋に行くのは3ヶ月に1度程度と極端に少ない。自宅に籠もって作業をするようになってから、その傾向が強くなった。


とはいえ、前髪が眉毛にかかってくるようになると鬱陶しくなるので、久方ぶりに床屋に行ってきた。俺がいつも行くのは、1000円カットの店である。安いのもあるが、時間が短いのが何より気に入っている。


生活パターンの変更を試している最中だったので、珍しく午前中に行ったのだが失敗であった。日曜の11時頃と言うのはやたらと混んでおり、結局カットして貰うまで2時間弱待つことのなってしまった。時間が割に自由になるのであるから、平日に行けば30分程度で済んだのになー、でなくとも普段は夕方5時頃に行くから、30分待ち程度で済んだのだが。反省。


高校生の頃は、休みに帰省するたびに爺さんに五厘の坊主頭にしてもらい、学校にいる間は伸ばし放題と言う生活を送っていたせいか、床屋に行くのが面倒くさい。電動バリカンで一気に刈り落とすと言うやり方をしたいのだが、あまりに坊主頭の悪相に女房からきつく禁止令が出ているので、面倒くさいけれど床屋に行っているわけだ。


こういう事を言うと、アチコチから非難を浴びそうなのだが、いっそのことツルパゲになった方が楽そうなんだけどな。アレはアレで頭皮の手入れが大変らしいのだが、俺の知っているツルパゲ爺さん連中は妙に生き生きしているヤツばかりだったけど、あれって偶然なんだろうか。