タミフル


タミフルの副作用とかが問題視されていたようだが、どの程度発生しているのかと言えば百万人に1人程度の割合らしい。この程度で、あの苦しい状態が1日短縮出来るのであればリスクを自分で取ると言う念書を書いてでも良いから処方して貰うな。


もっとも、アスピリンによるライ症候群みたいなケースもあるから、年齢別や状況毎の発生状況を判断してより安全な処方を求められる事になるだろうな。


米国のBSE牛、農薬、放射線など、色々危険性が指摘される事が多いが、確率的に見ればかなり低いリスクであるにもかかわらず、感情的な面を考慮して異常に厳しい検査基準が設けられている。これは確実にコストに反映されているわけで、俺みたいな割に気にしないタイプの人間にとっては迷惑な話だ。気分としては、酒が飲めないのに酒席にむりやり誘われて、割り勘で料金を支払わされているって感じか。


まあ、実際に百万人に一人でも被害に遭っている人間も居るわけだから、それ相応の保険料を値段を上乗せして、タミフルで死亡したと認定されれば1億円支払われるようにしたらどうかね。一人当たり、百円アップだ。なんなら、千円アップして10億円にしても良いや。


こういったリスク管理を人まかせにしないで、健康保険をかけるなり、食品の選択を行ったり、治療内容を選択したり出来るほうが良いのだけれど、最終的な責任を自分で採らずに他人に押し付けたがる人が多いのかね。


結局のところ毎日の生活の中で、薄く自分の命を賭けて居るのが日常であるし、たまにはちょっぴり厚く賭けるのもメリハリがあって良かろうと思っている。苦労に対する耐久性はかなりあるつもりだが、負けがこんで、あんまりしんどくなったらあの世にバイバイするのも有りだろう。だから安楽死のようなリタイアの制度は有った方が嬉しいなと思っている。


ダラダラと書いちゃったけど、あんまり自分の命を過大評価している人が多すぎるような気がするのさ。そんなに大層なものじゃないと思うんだけどな。