常磐線グリーン車


3月18日改正と言えば、常磐線グリーン車開業でもあるわけだ。取手始発電車に乗り換えだとギリギリ遅刻する場合は利用すると言うルールにして、朝だけ使用することにしている。


帰りは時間帯にもよるけれども、一本見送るつもりで自由席特急を利用すれば、時間的にはさほど変わらない上に500円で座って帰れるからね。片やゆったり座れるが時間的には早くも無い普通列車で750円。どちらを選ぶかは自明の理と言うものである。


いずれにしても、往復で1日千円以上のお金を払うだけの価値は無いと思っているので、長時間残業したときの自分へのご褒美と言う事で利用するか、遅刻で失われる時給&疲労度との兼ね合いで利用するかのどちらかである。貧乏人はつらいね。


グリーン車の利用は、駅ホームに設置してあるグリーン発券機でSuicaを利用するのが簡単である。カード差込口にSuicaを差し込んで(残念ながらタッチ式ではない)行き先を選択するだけ。適当に空いている座席に座る時に、天井(椅子に座って上を見上げれば、スポットライトなどが設置してある位置)にある読み取り機にSuicaをタッチすればOK。LEDライトがグリーンに変わって、支払いが行われたサインとなる。


なかなか気の利いたシステムで、新幹線などでも採用して欲しいシステムである。降車駅も記憶されているのであるから、ヘッドレストにスピーカーかバイブレーターを仕込んでおいて、駅に到着5分前に起こしてくれるサービスなんかもあると良いな(上野で寝過ごして、お掃除おじさんに起こしてもらった)。


やはりネックとしては、値段が高すぎる。乗車料金とほぼ同じくらいの値段だよ。2回ほど乗ってみたけれど、殆ど空気を運んでいるようなものだから、殆ど費用が収益を上回っているんじゃないかな。実質1往復あたり500円位になるような割引が無いと状況は変わらないだろうな。