松屋で食事


最近通勤ルートを変えたため、帰りに松屋に寄る事が多くなった。とりあえず、一通りのメニューは試してみて、定番の牛めし豚めしの他に、カレギュウと野菜炒めが俺の固定メニューとなっている。


この店に新たなバイトの人が代替わりしたのだが、セット注文で卵を出し忘れるわ、カレーに水を出さないわ、豚汁の注文に味噌汁出してダブルにしちゃうわ、水を求めた客と別の客に渡すわ、まるっきり安心できんのですわ。


しかし、このバイトのお兄さんのおかげで、この手の店でいちいち言葉を発する機会が少なかったかと言うのが実感された。逆にいうと、この言葉数が少なくて済むと言うのが入店のしやすさのポイントなのかもしれない。


ヒトも動物的本能として警戒距離を持っているはずなんだが、都会に置いては体の接触ギリギリまで他人との距離が狭まる事が多く、警戒距離は物理的距離がではなく心理的距離に置き換わっていると考えられる。


例えば、満員電車で知らない人と体を密着させたり、肩がぶつかったりするのは平気だけれど、隣に座っている人が話し掛けてきたり、手で肩を叩かれたりすると、警戒心が急に働いちゃうわけだ。


先の松屋のお兄さんの場合、微妙にこの心理的警戒距離ギリギリの所で出たり入ったりしているからイライラするんだよな。バイトに慣れるまで、当分他の店に変えようかと思っている。