車両異音で停止


今日も今日とて、いつものように電車で帰ってきているわけだが、本日は常磐線で車両に異音が発生したために点検のため列車の遅れとやらが発生。こちらも慣れたもので、上野駅の二階にある蕎麦屋で天ぷら蕎麦をたぐって腹ごしらえをして、それから遅れた電車に乗り込むのであった。


常磐線京浜東北りんかい線と乗り継いでいると、しょっちゅう車両故障やら人身事故やらで、電車がまともに動いていない事態に出くわすのである。もともと過密ダイヤに、車両老朽化も加えて、不景気なのか世相なのか自殺がやたらと多いと来たもんだ。考えてみれば、あんだけの人数をさばいて3分おきに電車を送り出す山手線・京浜東北線ってのも、たいした技術であるよ。


しかし人数にしろ距離にしろ、東京は異常だよ。過密な状態にあると、動物の本能が共食いを促すように、人間もあれだけの長時間を過密な状態で過ごしていれば攻撃性が強くなるのも当たり前の気がする。さいきんの虐めや鬱病や自殺の増加ってのは、この過密さにあるんじゃないのだろうか。


IT技術と輸送技術がこれだけ発展しているのだから、いい加減に仕事を地域に集中させるのを辞めれば良いのにと思う今日この頃です。新しいライフスタイルのモデルが提唱されてない以上、当分このスタイルが続くのかなー。