背水の陣


自分のブログにも書いているから、俺の方も書いて構わんだろう。息子が小説を書いて、来年のファンタジア大賞に応募すると言いだしおった。プロット書いて、小説を書くと言う方法をこないだ教えたばっかりで(それすら知らんかった)、まだ一本も仕上げたことが無いのに、良い度胸だ。学業をおろそかにする事は許さんが、まあ良い経験だから頑張れと言っておこう。


どうやら、今日友人に向かって宣言したらしいので、本気でやらざるを得なくなったワケだ。いわゆる背水の陣を敷いたわけだな。みんなに宣言して自分を追いつめる方法は、俺が教えたんだけれど、乱発してないか心配になってきた。


背水の陣というと聞こえはよいが、火事場の馬鹿力を当てにした、無策でもあるわけで、共倒れ覚悟の最後の手段なんでね。何にも考えずに乱発すると、自分の首を絞めるだけなんだが、その辺理解して使って…いないだろうな。


兵法はその状況に合わせて使うべきで、基本は情報収集と分析の元に用法を練ると言うのが基本。従って「三十六計逃ぐるにしかず」を用いる場合も当然あるわけだ。戦略は一本調子じゃあかんだろうな。