1+2人乗りの軽自動車


軽自動車の乗員数は普通4人とされている。これは、夫婦2人+子供2人を想定しているためだとおもわれるが、実際のところ、夫婦2人+子供1人の家族が半数以上を占めているのが現状である。


また、実際使用する状況を考えると、通勤、買い物、子供の送り迎え、であるから3人乗れれば充分であると思われる。それでは、この余分なスペースをどこに割り当てるかというと、運転席しか無かろう。街を走っている自動車の大半は一人で運転している。最も使用する立場の人間の快適性を最大にするのが幸福量を最大にすることに繋がるわけだ。


具体的には、運転席を車の真ん中に持って来てサイドスペースに余裕を持たせる。こうすることによって、横からの衝突に対する変形スペースを確保できるから、安全性は高くなる。運転者のスペースユーティリティーも向上するってもんだ。体重を中央側に配置することで、重量バランスも良くなる。


後部座席も通常は一人乗りを考慮して、タンデム配置を基本とするが2人でもOKと言う使い方をする。前座席が中央にあるので、両サイドに足を逃がせるようにすれば、狭さを感じさせない乗り方が可能。また、荷物収納のために畳めばフルフラットになって、バックドアから大きな荷物の出し入れも可能としておけば、非常に使い勝手が宜しい。


俺がだいたいこういうのが有ったら良いなと思った物はとっくに作られているケースが多いのだが、こういうのはいつまで経っても実現しないなー。作る側が固定観念に凝り固まっているからなのかな?それとも、欠点があるのだろうか?