秋雨前線停滞中


例年のムチャクチャ暑かった晩夏はどこへ行ったやら。9月の声を聞いたとたんに、中途半端な雨が降ったり止んだり。そうこうしているうちに、いつのまにやら彼岸花が咲いているし。何もせんうちに季節は移り変わるのであった。


4月に入学・入社した諸君、既に半年過ぎたけど、実感あるかな。環境に慣れるだけで、あっという間に過ぎてしまったろうが、後半も似たようなもの。ぼさっとしていると、何もしないでいるうちに、時間だけがあっというまに過ぎてしまうのであるよ。


息子の方も定期考査が終わり、結果がポツポツと返っては、親父にブツブツと言われるというパターンが繰り返されるわけだ。言われる方も鬱陶しいだろうが、言う方はもっと鬱陶しい。言わないと調子に乗ってハメ外しにかかるのが目に見えているから、毎度軌道修正の為に、アホらしいと思いつつ、ガミガミ言うのである。


居なくなると判るけど、スケジュールを把握していて、やるべき事を強制してもらうと言うのは非常にラクチンなのである。この歳になってくると、さすがにガミガミ言ってくれる人は居なくなるのである。雷オヤジはますます疲れるのである。


春の終わりにある梅雨ほどでは無いけど、夏の終わり頃の秋雨と言うのもなかなかに長いのだ。個人的には宴の数日後の、陰々滅々の雰囲気があって、どうにも好きになれないのであるよ。秋雨前線をどっかにやって、スカッと秋晴れの空が見たいのだ。