近所のカラス

近所に森やら竹林が散在しているせいか、この辺は鳥が多い。当然のことながら、カラスもデカイ顔をしている。


うちのゴミを捨てているゴミステーションは、でっかいゴミ箱みたいな処に入れるタイプなんだが、胴体の部分がネットで外から見えるようになっているので、カラスがネットの穴からゴミ袋をほじくって困る。気がつくと、そこいら中にゴミ袋の中身が散乱していたりする。ティッシュやらゴミ袋やらのろくでもない物しか無いのに、何が嬉しいのやら。


テリトリーがあるらしく、ゴミ箱を狙っているカラスは割に若いカラスで、ゴミ捨てに行く人の流れが一段落する8時頃になると電線に留まってこちらを監視している。帰り際にちょっくらガンつけて来るんだが、平気な顔をしているのが小面憎い。


小石でも投げるなり、スリングショットでスナイプしても良いのだが、息子の言う事には人を敵と見なして襲ってくるとまずいという。近所には子供らが多いし外で元気に遊んでいるので、ここは平和共存が望ましいところか。


たまに、ゴミ捨て場ではない処に前の晩からのゴミ袋が置きっぱなしになっていたりするが、こういうのが一番困る。数日かけて、徐々にカラスに解体されてゴミが散乱していくのだが、それを見ても懲りずに同じ処に捨てられるんだよな。たぶん、カラスよりも頭の悪い奴のしわざに違いないとにらんでいる。