タイヤ交換

息子が自転車のタイヤ交換で、同じ自転車屋に3回行ってくる羽目になり、いい加減キレてしまったので通販でタイヤを購入して自力で交換する事にした。特殊なタイヤで取り寄せになるから、前後輪タイヤ交換で一万円超えるよと言われていて、多少安くあげたいと思った事もある。


息子に自転車は、スペシャライズドの廉価品を購入したのだが、タイヤの太さが大きすぎて同じものが無い。しかもクロスバイクなのでスリックタイヤにしたいのだが、該当するものはまったく見つからないと来たもんだ。売るなら売るで、消耗品もきちんと販売してほしいものである。


実際購入したのは直径が同じで太さが若干細い奴。700x40C を探したのだが、700x38C のタイヤを2本購入。1本約4千円 x2+送料約500円ところ。タイヤレバー(プラ製)をホームセンターで購入して、作業開始。


タイヤはクイックレリースなのでリムごと外して作業。先に空気を抜いてないと、ブレーキが邪魔になるが、この辺はやってみれば分る。タイヤレバーを内側入れてリム周回に回しながらタイヤを外す。長い事使っていたので、タイヤの内側にチューブが張り付いていて、一緒に取れてくる。このチューブに一通り傷やゴミが無い事を確認してリムに戻す。タイヤのパターンを見て、方向を間違えないように嵌めこむ。後輪も同じだが、チェーンがはまっているので、ギア位置を一番外側にしておいて、嵌めこみするときに楽なようにしておく。


学生時代の足は自転車で、長距離も結構走っていたためパンク修理の腕はそこそこあったつもりなのだが、久しぶりにやるとタイヤ交換程度でも疲れるね。


外周部を内側に入れるのだが、元のタイヤよりも若干細いので多少はやりやすかったかな。参考用のサイトで書く人が少なかったけれど、タイヤを嵌めこむのって結構難しかったりするけど、俺が不器用なだけなんかな。タイヤがキツイと端から攻めていって、最後にタイヤレバーを突っ込んで梃子の要領で嵌めこむわけだが、これがなかなかしんどかったりするのだが。


今は亡き少年キングと言う雑誌で連載されていた漫画に「サイクル野郎」ってのがあって、最初の方だと自転車メンテナンスのノウハウが細かく書かれていて参考にしたもんだ。自転車漫画が再度日の目を見始めているようだが、この手のノウハウを書きこんだ漫画ってのはまだまだ少ないな。


今の時代だと、メカも複雑化しているし、種類も増えたし、素人が弄らずに専門家に任せた方が良いと言う考えもアリかもしれないが、パーツを交換したり調整したりするメカマニアの楽しみも捨てがたいなと思ったりした。