狂乱家族日記 壱


息子から送って貰っているラノベだが、通勤の供として欠かせない物になってきている。趣味がどうしても異なるから、自分じゃ絶対買わないだろうなと思われるものでも、とにかく読む。まあこれが結構面白いんだよな。


狂乱家族日記の場合、設定条件はともかくキャラクターの立て方が、類型パターンを数集め無理矢理家族として一緒にまとめ、後はどう動かすかって話になるわけだ。それにしても、こういう濃い目のキャラを7+1名集めて話を展開させるのって、かなり無理があるな。でも、その無理目が面白い。


この設定だと、おそらく10巻くらい使わないと全部の伏線というかキャラ設定の回収が出来ないような気がする。おそらく、その位は出す予定なのであろう。その割には、最初の対立軸である「姫宮家(鬼の一族)」が、1巻目の最後の1章だけで、あっさり潰されて、はいそれま~で~よ。ってなっているのはどうなんかね。「前半に引っ張るだけ引っ張って、それかよ。」てのが感想。


おそらく、対立軸となる敵方が毎回現れては、叩き潰すのパターンとなるのであろう。それはそれで、好みのパターンではあるので、当分は楽しませてもらいたい。